買取するときに必要な身分証明書は?そもそもどうして身分証明書が必要なの?
買取をお願いするときに身分証明書が必要って書いてあったけど、何を送ったら良いのかしら?
お品物と一緒に送っていただく公的な身分証明書は以下のいずれかの写しをお願いしております。
・運転免許証
・パスポート
・住民基本台帳カード
・運転経歴証明書
・特別永住者証明書・在留カード
上記のいずれか一つをお品物と同封してください。
どうして身分証明書が必要なの?
でも、身分証明書のコピーをとって、同梱して送らないといけないのはちょっと面倒だわ。身分証明書抜きで買取はできないのかしら?
お手数をおかけして申し訳ないです。ただ、これは古物営業法という法律で定められていることですので、面倒かもしれませんが、お願いしております。
「不用品を一つ買取してもらうだけなのに、わざわざどうして身分を証明する必要があるの?」と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
結論から言うと、買取に身分証明書が必要な理由、それは法律で定められているからです。
中古品を扱う古物商や買取業者は都道府県の公安委員会から古物商許可証という許可をもらって営業をしています。中古カメラ屋さんなどに入るとお店の入り口付近に、古物の許可番号が書かれた青いプレートをみたことがある方も多いのではないでしょうか?もちろん、うちもプレートがあります。
基本的に中古品を扱うリサイクルショップや買取業者などは公安委員会の許可を得て営業を行っていますが、中古品を扱う業者は全て古物営業法という法律に基づいて営業をしています。そして、この古物営業法に買取時に本人確認やなりすましを防ぐため身分証明書の提示を求めているため、買取の際に身分証明書を提示しなければならないのです。
なお、買取した商品と顧客情報に関しては古物営業法に従って管理することも定められています。顧客情報をしっかりと管理することで万が一、盗品などが発見された場合、その流通を防止することに繋がるからです。身分証明書を管理することにより、顧客情報と商品を紐づけることができ、どこから盗品が流れてきたのか、その出どころを突き止めることも可能です。
つまり身分証明書の提示は犯罪の拡大を防止するために行われているため、買取時には決して怠ってはならないのです。