Minolta カメラ

ミノルタのカメラやレンズの買取価格は?いくらで売れるの?【Minolta フィルムカメラ 買取相場】

ccaaco

ミノルタてどんなカメラメーカー??

店長
店長

サイトウさんはミノルタていうメーカーは知ってる?

サイトウさん
サイトウさん

ミノルタ?コニカミノルタなら聞いたことがありますね。プラネタリウムとか有名ですよね。

店長
店長

今はコニカミノルタていう名前になってるけど、ミノルタは元々超有名なカメラメーカーなんだよ。サイトウさんが使ってるソニーのカメラはミノルタの技術が継承されているんだよ。

サイトウさん
サイトウさん

え?!そうなんですか?全然知らなかったです。

店長
店長

ということで、今日はミノルタのカメラについて解説しながら、現在の買取価格の動向についても解説していくね。

1928年11月、ミノルタの創業者である田嶋一雄は、二人のドイツ人と共に日独写真機商店を設立しました。彼らはカメラの国産化という目標を掲げ、事業を開始。創業当初から自社で細かなパーツの製造を行い、ドイツの技術者からの指導やライカとの共同開発などカメラ開発の最先端に取り組みました。

日独写真機商店はその後さまざまな経過を経て、設立から34年後の1962年にミノルタカメラ株式会社として商号を変更。そして1994年には「ミノルタ株式会社」となり、2003年にコニカと経営統合して現在の「コニカミノルタ」となりました。

そして2006年、コニカミノルタはデジタル一眼レフカメラ事業から撤退し、提携していたソニーへとカメラ事業を売却。これをもって1928年より続いたミノルタのカメラ事業は幕を閉じることとなりました。そして現在、ソニーがミノルタが展開していた「α(アルファ)」ブランドをベースにデジタル一眼レフカメラやミラーレスカメラを展開しています。

ミノルタブランドのカメラやレンズ今はどうなの?

ミノルタブランドのカメラは、コニカミノルタがソニーに事業を譲渡した後は製造されていません。しかし、ミノルタの遺産はソニーのカメラ部門に引き継がれ、一部のソニーのカメラ製品にはミノルタの技術やレンズマウントの互換性が反映されています。

ソニーは、アルファシリーズ(αシリーズ)として知られるデジタル一眼レフカメラおよびミラーレスカメラを展開しています。これらのカメラは、かつてミノルタが使用していたAマウントを採用しており、一部のミノルタレンズはソニーのカメラでも使用することができます。

サイトウさん
サイトウさん

え?ていうことは、ミノルタのレンズをソニーのカメラに装着できるってこと?

店長
店長

互換性のあるカメラであればミノルタのレンズを使えるよ。だからミノルタのレンズは今でも中古市場で高く取引されているんだ。

現在ソニーはミノルタが開発した技術やノウハウを活かし、カメラ市場で非常に高い評価を受けています。ソニーのミラーレスカメラは、高解像度、高速連写、優れたオートフォーカスなどの特徴を持ち、多くの写真愛好家やプロフェッショナルフォトグラファーに支持されています。

ミノルタの歴史はコニカミノルタとソニーの統合によって終了しましたが、その技術と遺産は現在もソニーのカメラ製品に受け継がれているということです。

ミノルタのカメラやレンズの買取価格はどのくらい?

ミノルタのカメラに関しては機種によって買取価格が大きく変わります。代表的なカメラをいくつか紹介いたします。

二眼レフカメラ (ミノルタ オートコードなど)

二眼レフといえばローライフレックスなどが有名ですが、ミノルタの二眼レフも非常に人気が高いです。特にオートコードは1955年に発売された二眼レフカメラで、高品質なレンズや機械部品を備えており、プロフェッショナルからアマチュアまで幅広いユーザーに支持されました。またオートコードの他にも1965年に発売された改良版オートコードCDSや1957年にエントリー向けに発売されたミノルタフレックスなど、多くの種類があります。ミノルタの二眼レフは状態や機種によって相場がかなり広く、当店では動作品であれば大体2,000円〜25,000円程度で買取をさせていただいております。

レンジファインダー (ライツミノルタCLミノルタCLE など)

ミノルタのレンジファインダーカメラは、コレクターやカメラ愛好家の間で高い評価を受けています。特にライツミノルタCLやミノルタCLEはライカとの技術提携によって開発され、コレクターの間でも人気が高く、買取価格も高く推移しています。

ライツミノルタCL
1973年に発売。ライカMマウントを採用。ミノルタとライカの共同開発により生まれたモデルで小型軽量でありながら、優れた光学性能と操作性を提供し、カメラ愛好家やプロフェッショナルからの支持を得ました。
当店の買取価格 18,000〜32,000円

ミノルタCLE
1980年に発売。ライカMマウントを採用。CLEは「コンパクトライカエレクトロニック」の略であり、電子制御システムを搭載しています。このカメラは、自動露出や絞り優先モードなどの便利な機能を備えており、初心者から上級者まで幅広いニーズに応えました。
当店の買取価格 25,000〜40,000円

その他、千代田光学時代のレンジファインダーなどの買取も対応しておりますので、買取を希望される方はお気軽にお問い合わせください。

コンパクトフィルムカメラ(TC-1など)

高級コンパクトカメラといえばコンタックスT2が有名で、当店もよく買取をさせていただいておりますが、ミノルタ TC-1もコンタックスT2に負けじ劣らず非常に人気のコンパクトフィルムカメラです。TC-1の名前の由来は「The Camera」ということで、90年代の高級コンパクトカメラブームの最終期に発売されたカメラです。当時「世界最小35mm フィルムカメラ」として、そのコンパクトさで世界中を驚かせました。

ちなみに当店のTC-1の買取価格は30,000〜64,000円です。

一眼レフフィルムカメラ

ミノルタの一眼レフカメラは、初期のモデルではSRマウントを使用していましたが、1985年にAマウントを導入し自動絞りや自動焦点機能を持つ交換レンズとの互換性を提供しました。
また、オートフォーカス(AF)機能を一眼レフカメラに導入したメーカーとしてミノルタは先駆者として挙げられ、1985年に発売したミノルタα-7000は世界で初めてオートフォーカス機能を搭載した35mm一眼レフカメラとして注目を集めました。

ミノルタの一眼レフカメラに関しては機種があまりにも多いため、買取金額の幅が非常に広いです。以下、当店で買取したカメラの買取価格をご紹介します。

ミノルタ SR-2ブラック
50,000円〜100,000円

ミノルタ X-1
8,000円〜20,000円


MINOLTA α-7
2,000円〜10,000円(Limited含む)

MINOLTA α-9
5,000円〜12,000円

上記動作品の場合の買取相場です。
※記事執筆時の買取相場です。詳細な買取価格は無料査定からお願いいたします

ミノルタのレンズも高額買取中です

ミノルタはカメラだけでなくレンズも高額買取中です。カメラにレンズが付属している場合は、しっかりとレンズの価格も含めて適切な価格で買取をしておりますので、買取をご希望の方はぜひお問い合わせください。

【ミノルタのレンズ買取一覧】

MINOLTA STF 135mm F2.8
25,000〜47,000円

MINOLTA AF High Speed APO TELE 200mm F2.8 G
15,000〜22,000円

MINOLTA AF APO TELE MACRO 200mm F4 G
50,000〜68,000円

MINOLTA AF APO TELE 300mm F2.8 SSM
80,000〜118,000円

Minolta AF High Speed APO TELE 300mm F2.8 G
40,000〜58,000円

MINOLTA AF HIGH SPEED APO TELE 600mm F4
90,000〜120,000円

MINOLTA MD FISH-EYE 7.5mm F4
20,000〜32,000円

MINOLTA G.ROKKOR 28mm F3.5
35,000〜55,000円

MINOLTA ROKKOR-PG 58mm F1.2
15,000〜26,000円

MINOLTA M-ROKKOR 40mm F2
15,000〜25,000円

上記動作品の場合の買取相場です。
※記事執筆時の買取相場です。詳細な買取価格は無料査定からお願いいたします。

動作がわからなかったり、壊れていても査定します

よくお問合せで、壊れているけれども査定していただけますか?というお問い合わせをいただきますが、査定は無料ですので、壊れていてもお気軽にご連絡いただきたいです。またカビが生えていたり動作するかわからないものでも、価値がしっかりとあるカメラやレンズであればしっかりと査定金額に反映させていただいております。ですので「動かないし、これはゴミだな」と勝手に判断せずに、査定をしていただきたいです。ミノルタのカメラも含めフィルムカメラはもう製造されていないものです。価値があるものは、次の世代のフィルムカメラ愛好家に使っていただきたいですね。

店長
店長

もちろん価格がつかないカメラやレンズもあるけど、まずは査定して調べてみることが肝心ですね。もしかしたら思っても見ない金額になるかもしれません。

まとめ

店長
店長

どうだった?ミノルタが優れたカメラメーカーだっていうことは伝わったかな?

サイトウさん
サイトウさん

ミノルタがこんな歴史的なカメラメーカーだって知らなかったです。しかも私が使っているソニーのαマウントの源流だとは…。驚きました。

いかがでしたでしょうか?今日はミノルタのカメラやレンズについて、買取価格なども含めて簡単にご説明させていただきました。ミノルタのカメラやレンズは今もなお中古市場では人気があります。ぜひミノルタのカメラやレンズをお持ちの方で、買取を希望される方は一度当店の無料査定をご利用ください。頑張らせていただきます!

ABOUT ME
イトウ
イトウ
店長
海外コレクター向けのフィルムカメラ専門店として横浜で開業。一部国内コレクター向けの販売も行っている。 カメラ販売だけでなく、書籍やwebメディアへの寄稿も行っている。 わからないことや不明なことは遠慮せず気軽にお問い合わせ下さい。
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