壊れたカメラも買い取りできる理由
店長、壊れたカメラも買い取るって言ってますけど、壊れたカメラやレンズなんか使えないのにどうして買い取れるんですか?
実は古いカメラとかレンズであれば、壊れてても修理できるものも結構多いんだよ。
そうなんですか?古いものだからてっきりもう使えないのかと思ってました。
壊れてしまったカメラやレンズ。「動かないしもう使えないなー」と思ってる方も多いようですが、実はまだ使い道がございます。古いフィルムカメラやマニュアルレンズの多くは修理すれば半分以上が動く個体として復活します。現在のカメラのように電子機器ではなく、ネジとバネで構成されているため、分解してオーバーホールが可能なのです。
でもこの前、買い取ったフィルムカメラ、見た目もかなりぼろぼろで修理は難しそうでしたよ。
確かに修理できないくらいにボロボロで壊れてしまったものもあるけど、そういうカメラやレンズに関しては「部品取り」としての需要があるんだよ。
ブヒンドリ?なんですか?それ?
部品取りというのは、その言葉の通り「部品」として使うということ。例えばNikonやCanonなどの有名なメーカーであっても、半世紀以上昔のカメラやレンズの部品などは取り揃えていません。もちろんそんな古い個体の部品だけを生産している工場もないわけで、オリジナルの部品を手に入れようと思っても、新しく買うことができないのです。
ではどうするのか。
そこで登場してくるのが、修理ができないほど壊れてしまったカメラやレンズ。
つまり「もうこれは修理できないよね」というくらいに壊れてしまったボロボロのカメラやレンズであっても、部品としての価値はあるわけです。もちろん壊れてしまっているところは使えませんが、それ以外の正常に稼働しているネジやバネをはじめとしたさまざまなパーツ(部品)は、カメラやレンズとしてではなく素材の塊としての需要があるわけです。
だから壊れたカメラやレンズとかは、修理業者の人やカメラやレンズの修理を趣味としている人たちが買っていくんだよ。もちろん動作品に比べるとだいぶ価値は落ちるけど、それでも需要のあるカメラやレンズであれば壊れてても買取できないわけではないんだよ。
そんな風に壊れたカメラやレンズを見たことはなかったです。ジャンク品でも一定の需要があるんですね。
当店では、壊れたカメラやレンズの買い取りも行なっております。もちろん、機種によっては買い取れないものもございますが、壊れていても価値のあるカメラやレンズは適正な価格で買取をさせていただいておりますので、まずはお問い合わせください。