Contax T2 買取りいたしました！！
ccaaco
フィルムカメラ買取ドットコム
CONTAX T2の買取実績と買取価格の相場の目安は？【コンタックス T2】
ccaaco
Contents
CONTAX T2 徹底解説
今日はCONTAX T2について少し掘り下げて話いくよ
おー！待ってました！実は僕の友人もCONTAX T2を持ってる人多いです。インスタグラムに撮った写真載せたりしてます。
最近のフィルムカメラブームで若い人たちからの需要が大きくなった印象だよね。10年前に比べるとすごい価値が見直されたカメラです。ちょっと詳しく説明していきますね。
コンタックスT2は、バブル期に人気を博した高価なコンパクトカメラとしてのイメージが強く、最近ではコンタックスT2とコンタックスT3の価格が、ここ数年で急激に上昇しました。
フィルムカメラのレトロな魅力が再び注目を集める中で、特にコンタックスT2はその代表格として人気を誇っています。そのため、買取査定額も何度も見直され非常に高い相場になっているのが実情です。
ということで今回は、コンタックスT2について買取相場や最新の査定情報をまとめながら、深掘りして解説していきます。コンタックスT2の売却を考えている方はもちろん、コンタックスT2に興味がある方やコンタックスについて詳しく知りたい方も、ぜひこの情報をじっくりとご覧いただければと思います。
コンタックス T2の特徴は？どんなカメラなの？
T2ってそもそもどんな特徴を持ったカメラなんですか？
1990年11月に発売されたコンタックスT2は、Tシリーズの2代目で、高級コンパクトカメラの代表的なモデルです。素材、デザイン、機能が巧みに組み合わされ、有機的な一体感を持つ工業製品として長期間にわたって人気を博しました。ボディーはチタン製で、ファインダーカバーガラスにはサファイアガラス、フィルム圧板には京セラのセラミックが採用され、レリーズボタンにはTと同じく人工多結晶サファイアで作られている超高級志向。レンズは沈胴式で、電源を入れるとチタンのカバーがスライドし、ゾナーレンズが繰り出されます。また、レンズは単焦点で、絞りリングが付いており、手動で絞りを調整できます。電源ダイヤルはそのままフォーカスダイヤル（オートフォーカス/マニュアルフォーカス）としても機能し、露出補正には独立したダイヤルが備わっているなど、優れた操作性を持っています。
ちなみにレンズはゾナー38mm F2.8の単焦点レンズで、最短撮影距離は0.7mに短縮されました。最高シャッター速度は1/500秒であり、AE絞り優先およびプログラムモードが利用できます。当時の定価は120,000円で、電源には本体用のCR123Aバッテリー1個とデート用のCR2025バッテリー1個が使用されます。
要するにCONTAXブランドが本気を出して作った高級コンパクトフィルムカメラだね。ちなみにCONTAXと名はついているけど、メーカーは京セラだよ。
コンタックスT2は種類がたくさん
ちなみにCONTAX T2といっても、実は一つではなくてカラーバリエーションや記念モデルとか色々あるんだよ。
Contax T2 チタンカラー
90年に発売されたこのチタンカラーのT2は最もベーシックなモデル。一般的にこのチタンカラーのT2をContax T2と言います。
Contax T2 チタンブラック
チタンカラーの1年後の91年に発売されたチタンブラック。グレーがかっている色合いが非常に渋くてかっこいい。後述するブラックモデルと混乱しがちだけれども、ブラックモデルとは別物で、ブラックモデルに比べると比較的目にする機会が多い。
Contax T2 ゴールド
チタンブラックと同じタイミングで発売されたチタンゴールド。一般的にT2ゴールドと呼ばれる個体。チタンやチタンブラックと比較すると派手な色合いでさすがバブル期に作られていることはあるなという、説得力を持ったカラーモデル。
上記3つを比較するとチタン>チタンブラック>チタンゴールドくらいの感じで店舗などでお目にかかる印象。
Contax T2 プラチナ
Contax T2 プラチナモデルはボディの表面がプラチナコーティング処理が施されており、グリップ部分にはオストリッチ素材が使用されています。ウォールナット製の収納箱と本革の牛革ケースが同梱されているという高級志向。このカメラは受注生産という形で定価240,000円で販売されました。
Contax T2 ブラック
コンタックスT2ブラックは、通常モデルの生産終了後に限定生産された特別なモデルで、2000台が製造されました。前述したようにチタンブラックと混同しがちですが、チタンブラックが少しグレーのような色合いに対して、こちらのブラックはしっかりと黒です。
ちなみにT2の中でも最も買取価格が高いのがブラックモデルです。
Contax T2 60周年記念モデル
このコンタックスは、コンタックスの発売60周年を記念した特別モデルです。
プラチナモデル同様、ウォールナットの収納箱と本革製の牛革ケースが付属しています。このモデルは国内向けに2000台、海外向けには4000台生産された限定販売のモデルです。ボディの表面は強度を向上させるために窒化処理が施されており、上下カバーは金イオンプレーティングが施されています。その他の部分は黒く仕上げられています。
記念モデルということもあって、このカメラは状態が良いものが多い印象だね
Contax T2の買取相場の平均値はこんな感じ
カメラの買取業者全体の平均値をだいたい割り出した金額がこんな感じです。（2024年9月現在）
CONTAX T2 チタン
30,000〜75,000円
CONTAX T2 チタンブラック
30,000〜85,000円
CONTAX T2 チタンゴールド
30,000〜90,000円
CONTAX T2 プラチナ
40,000〜110,000円
CONTAX T2 ブラック
45,000〜120,000円
CONTAX T2 60周年記念モデル
40,000〜100,000円
なお、嘘みたいな買取上限額を出しているお店などは平均値にとっていませんので悪しからず。あれは新品未開封の場合の買取価格ですので、あまり信じて査定に出すことはお勧めしません。お祭りのテキ屋が出してるPS5（大当たり品）みたいなものです笑。
ちなみに当店のContax T2の買取実績はこちら
Contax T2 買取りいたしました！！ (2022.12.02)
Contax T2 90,000円で買取しました！！（2023.05.15）
Contax T2 買取りしました！（2024.07.31）
※上記は査定当時の買取金額です。
ちなみに当店は大手の買取店よりも人件費をかけずにこじんまりと運営しているため、コストがかからず他店と比べると高値で買い取ることができます。査定の算出方法などはこちらも参考にしてください。
業界最高水準のフィルムカメラの買取相場と査定の算出方法についてご紹介
どうしてこんなにコンタックスT2は人気なの？
Contax T2の人気の秘密それは、SNSの台頭にあると言って良いでしょう。また、フィルムカメラの人気再燃に関連して再び脚光を浴びるようになったのかもしれません。
最近では、写ルンですやチェキなどのカメラで撮影した写真をSNSに投稿することが流行していますが、コンタックスT2のアナログな雰囲気の写真もSNS上で人気を集めています。コンタックスT2は日本生まれのコンパクトカメラでありながら、SNS上では国内外を問わず多くの人々がコンタックスT2で撮影した写真を共有しています。その人気の程度が伝わってきます。
まさに、SNS社会の現代において、復活を果たしたコンパクトカメラそれがContax T2なのです。
コンタックスT2の査定額をアップさせるためのテクニックは？
コンタックスT2は数あるフィルムカメラの中でも特に非常に高い買取価格が期待できるカメラです。そのため、自宅に眠っているコンタックスT2をそのまま買取業者に持ち込めばどこでも高額で買い取ってもらえると言っても過言ではないでしょう。
ただ、皆様の中には、より高い値段でコンタックスT2を売りたいと考えている方もいらっしゃる方も多いと思います。そこで、ここではコンタックスT2の買取査定額をさらに引き上げるためのポイントを紹介していきます。
少々手間がかかるかもしれませんが、その分買取査定額が向上するはずです。以下のポイントを参考にしながら、買取査定額を最大限に引き上げる方法を実践してみてください。
ちなみにこれはCONTAX T2だけじゃなく、他のカメラやレンズでも同じですので覚えておくとよいかもしれません。
最低限のクリーニング
コンタックスT2の買取査定額を上げるためのポイントとして、まずは買取査定前に最低限のセルフクリーニングを行うことが挙げられます。コンタックスT2は発売してから30年以上経過しているカメラです。昔買ってそのまま使わずに押し入れに入れっぱなしにしている方や、ガンガン使って使用感が見受けられる場合もあるかもしれません。
一般的に中古品市場では、使用感が少ない商品の方が高く買い取られます。それは間違いありません。そのため、買取の査定に出すときにはキレイな状態で買取査定に出すように心掛けましょう。
また、コンタックスT2を含むコンパクトカメラを掃除する際には細心の注意を払う必要があります。全体の埃をブラシなどで軽く払い落とし、ブロワーや綿棒などを使用して溝に溜まったゴミを優しく取り除きましょう（無理矢理ゴシゴシは絶対にNGです）。基本的には乾拭きでのセルフクリーニングで問題ありませんが、頑固な汚れがある場合には無水エタノールなどを使用して拭き取ることもできます。
ファインダーやレンズ部分に関してはシルボン紙に無水エタノールをつけて優しく汚れを拭きとる方法がおすすめです。付属品も忘れずに清掃しましょう。箱や化粧箱なども埃を払ったり汚れを取り除いたりすることで、購入時の状態に近づけることができます。セルフクリーニングを丁寧にするだけで、見栄えなどの印象は大きく異なり、買取査定額もアップするはずです。
付属品を揃えておく
コンタックスT2の買取査定額を上げるための2つ目のポイント。
それは付属するアイテムを買取査定時に揃えておくことです。中古カメラ店などのWebサイトでCONTAX T2の販売価格を見てみると60,000円から250,000円と非常に幅広い価格帯で販売されています。その差はコンディションなどいろいろな要素がありますが、一番は付属品が含まれているかどうかによるところが大きいでしょう。
例えば、コンタックスT2本体に外箱、化粧箱、ストラップ、ケース、取扱説明書がすべて付属している中古品（Carl Zeiss Sonnar 38mm F2.8 T*）はを見てみると、10万円以上の価格で販売されているものがほとんどです。一方で10万円以下で販売されているものの多くは付属品が付いていないものが多く見受けられます。
売値が高くなりやすい状態は買取価格も高くつきます。すべての付属品が揃っているコンタックスT2は非常に高い価値がありますので、コンタックスT2を買取査定に出す際には、購入時に付属していたアイテムを揃えるように心掛けましょう。
ちなみにT2はこんな持病があるので注意
フラッシュの焼け
CONTAX T2はストロボ部分が黒く焼けてしまうことが多いので、ストロボの焼けがある場合には査定に響く可能性があります。
レンズの挙動
フォーカスを合わせるときに、レンズの挙動がおかしくなることがあります。これだと撮影に影響するため、この現象の場合はジャンク品扱いで買い取られることが多いです。当店でもジャンク品ではないですが、現状品というコンディションでの買取をさせていただいております。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はCONTAX T2について解説していきました。他店の買取価格の平均値なども算出してみましたが、査定金額というのはお店によって算出方法が異なりますので、あくまで目安程度に留めておいていただければと思います。
うちは動作品であればどこの店舗にも負けないくらい高値で買い取りますけどね笑。他のカメラやレンズもきちんと高値買取いたします。
頑張るのは良いですが商売てことは忘れずにお願いしますよ、店長。
CONTAX T2の買取を希望される方は是非当店で査定してみてください。お待ちしております！
ABOUT ME
海外コレクター向けのフィルムカメラ専門店として横浜で開業。一部国内コレクター向けの販売も行っている。
カメラ販売だけでなく、書籍やwebメディアへの寄稿も行っている。
わからないことや不明なことは遠慮せず気軽にお問い合わせ下さい。
